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久し振りの重要文献出現 [鉄道・旅行]

最近は鉄道趣味も随分一般化した=敷居が低くなったせいで、初心者向けっぽい適当なエッセー集とか地図とかが多く発売されてますな。

更には流行りのペン習字と組み合わせて全駅名を書き取りしましょう的鉄ヲタのご老人か小学生しか買わなさそうな萎え~な本まで発売されるご時世、新潮社の「日本鉄道旅行地図帳」

https://www.shinchosha.co.jp/ssl/railmap/

も、そんなもんかな~的気分で立ち読みしたのだけど。





…素晴らしい。極めて正確かつ必要な情報が集約されており、中上級クラスの鉄道マニアにとっては非常にツボを押さえた必携の本と思えます。

どのくらい掲載されている情報が素晴らしいかをプロの眼でみると(下に行くほど重症)

・邪魔な道路は極力省かれ、鉄道路線が見やすく描かれている

・急勾配区間(25‰以上)・殆どのトンネルが載っている

・廃線跡の鉄道記念公園の類が網羅されている

・森林鉄道・町営軌道・拓殖鉄道の類が網羅されている

・記載が漏れがちな専用線として、旧十勝鉄道(改め日甜専用線)や釧路臨港鉄道が載っている

・国鉄線の線路付替もかなり掲載されている。江別付近の夕張川流路変更に伴うものとか

・改正鉄道敷設法に基づく記事が充実。特に芦別線や(現石北本線の)比布~愛別短絡線が載っている

といった、私も最近知った(あるいは初めて知った)情報が満載。かなり危ないですよこれ。(興奮



こういった膨大な情報を掲載する本の宿命か、いくつかの誤記・収載漏れは仕方ないかも。ただし、突っ込みどころはせいぜい

・ある程度の長さの橋梁は掲載してほしい

・地下鉄・路面電車の記載がやや適当

・改正鉄道敷設法における登川~ペンケオロロップナイ~占冠の未成線記載は、近似ルートの石勝線に一本化して可

・昭和新山形成時の胆振線ルート変更は?

くらいのものなので、この種の文献を複数持っている人なら自分で訂正が可能かと。

#ちなみに廃線跡研究家としては、

・「国鉄全線各駅停車」シリーズ(全10巻)

・「JR・私鉄全線各駅停車」シリーズ(全10巻)

・「鉄道廃線跡を歩く」シリーズ(全10巻)

の3種の本については所持が義務付けられています



とりあえず、全巻予約決定しました。当然、第1巻の北海道編は保管用と日常用の2冊を買うことにしましたです。

#典型的な鉄ヲタですな
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