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肖像写真 [随想]

令和元年5月1日。首都圏は雨でしたが、またそれもしっとりとよいものでありました。
「あいにくの雨」という表現は得てしてアウトドアを楽しめないことを意味し、いま住んでいるところでも花火大会がキャンセルになってしまい、せっかく準備をされてきた方々には大変残念なものの、一方では1人でインドアを満喫できたり、ライトアップされた建物が艶やかにより映えて見えたりもし、それもまた一つの過ごしかたで。

「肖像写真」は「Intro-東の空から」「時間よ止まれ」「光源」「夕日差し込む」「机の上に横の肖像写真-Ending」の5小曲からなるメドレーというか連作でして、「道化の行進」とは異なり、初めから1つのテーマに沿って作曲したもの。チャイコフスキーの「展覧会の絵」のようにいくつかの絵(あるいは肖像写真)があるのではなく、1枚の肖像写真が1日の中で光の当たりかたにより刻々と表情を変えるというイメージ。ただし5曲に共通のモチーフはなく、表情が変わるように見えていても、実際に描いているものは様々に想起される華やかだったり楽しかったりする種々の記憶であるのです。
この肖像写真のモチーフになっている友人は今でもお元気でいらっしゃる筈。令和の時代も元気でいきましょう。
(作品番号40-44、1990年)

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