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鶴の恩返し [随想]

ちょっとこの時期には珍しい、交響詩的な作品。もちろん譜面に起こすのはずっと後年。
当初は「夕鶴」という作品名にする予定でしたが、流石に木下順二大先生の戯曲の題名そのまんまは宜しくなく、無難というか平凡なものにしました。でもプロットは夕鶴そのもの、主人公のおじさん(おじいさん)が京の都見物のための資金稼ぎを唆されて、「見るなの掟」を破ってしまい、鶴が飛び立って去っていくという話。
童謡ぽくはなく、日本昔ばなしのBGMのような曲調とも異なり、よりエキセントリックでシャープな旋律。グローフェの「大峡谷」や大栗裕先生の「吹奏楽のための神話」の影響をかなり受けています。グリッサンドを多用しすぎ。鶴の鳴き声はスライドホイッスルではピッチがまだ低くて、できればピッコロで最高音(可能ならフラジオレットで更に上)からのグリッサンドで。まあ本物の鳴き声の録音を再生でもいいでしょうけど。

(作品番号56、1991年)

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