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「高速道」とインターチェンジの横にて [随想]

一時「インター・チェンジ」という曲名にしようと思ったんですが、元に戻しました。以前にも書いた通り、丘の上から望まれるのが高速道路の高架とインターチェンジの両方、どちらかを外してはいけませぬ。


それにしてもあの幾何学的なカタチは美しいですねえ、設計者の美学を感じます。モデルになった某ICも当時は完成後5年未満と真新しいもの。ちなみに旧虻田洞爺湖ICは札幌に向かう車線への進入路と、同からの退出路が交差するという危ない設計でしたが、有珠山の噴火後に現在の位置に変更、併せて無難な設計に変わった次第。鉄道の配線と同様、高速道路のICの構造というものも年月で変わりうるものなのですねえ。

(作品番号31、1990年)



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秋のラプソディ [随想]

ラプソディというだけあって(?)この頃は第1次乱造ブーム。受験勉強があったにもかかわらず、せっせと作品を書いておりました。ただ、秋を題材にした作品は、1993年に「秋の大地-Autumn Ground-」ののちパッタリ止まってしまうのですが、割と慌ただしい時期に重なるからというのと、北海道の秋は微妙に短いから、という2点のせいかもしれず。そもそも11月に初雪が降るんですから。中島みゆきさんの「春を待つ季節」の通り、北海道の冬は半年近いのです。
なので、「光よ!あなたは」の中で吹き込む風は11月なので冬なみにたぶんかなり冷たく(というイメージで曲書きしましたの)、「似て相異なる者」は2月とかでなく11月の曲なんですよ。
短い秋を切り取った作品、わりと1990年はたくさん続きます。
(作品番号30、1990年)

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ソロトランペットと吹奏楽のための小行進曲 [随想]

中学なり高校なりの吹奏楽曲のアレンジものでは、得てして教育的な意味合いもあるのでしょうが、ソロパートとか楽器ごとのユニゾンとかがしばしば組み込まれているもので、NSBとかも特にそう。ただ、2ndだったり微妙な中低音系楽器だったりすると、あいにくその恩恵に預かるかとも殆どなく。
逆にトランペットといえば今も昔も、金管のみならずバンド全体の花形。得てして最も元気で目立つ子(部長にもなるかどうかは顧問の先生次第)が1st トランペットになる傾向はごく自然。その代わり上手い下手でバンド全体の印象(もしくは吹奏楽コンクールの成績?)も大きく変わるという責任重大な役目。
そんなところで、文字通りソロのトランペットをメインにした曲がこれ。ただ、屋外での音量となればトランペット1本だと流石にパワー不足。あくまでコンサートマーチですねえ。
(作品番号29、1990年)

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並木道 [随想]

ちょうどこの時期、すぎやまこういち先生による組曲ドラゴンクエストをしょっちゅう聴いておりまして。ゲーム音楽のオーケストレーションというよりは、そもそも初めからオーケストラを意識して作られているのですねえ、なのでDQⅠの「序曲」は長い展開部が続くなど、どれも実はワンフレーズではなく充分な長さがあるのですが。
で、DQ4のBGMは随所に変拍子が入ってまして、たいそう面白いところ。

ナナカマドの並木は、初冬のごく一時期であるものの、葉が全て落ちて寒空に赤い実が映え、それはたいそう美しく。そんなところを毎日通学しておりました。
もちろん、白樺・銀杏・桜…並木には必ず、何らかの思い出が伴うもの。どんな樹々かとは定めずにイメージを広げて作ったのがこの作品。作ったのは夏ですし。
上記のように変拍子に興味が強かった時期で、ところどころ7/8拍子を入れています。ガシガシ拍子を変えるという奇行はこの頃はまだしておらず。
(作品番号28、1990年)

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終着の町 [随想]

鉄道の終着点というのは旅情をより掻き立てられます。特に港町なんかはそうで、加えて最果てという言葉がつけば、人は誰しも名写真家や名ソングライターになりたがるというもの。
北海道内の鉄道の終点は廃止されたものも殆ど、現役のものは全て行ったことがありまして。江差や増毛や様似(いずれも実は延伸予定があった)、夕張に上砂川に歌志内(炭鉱ですね)、十勝三股や万字炭山や雄別炭山(自然に還る)、そして稚内や根室。
稚内も根室もロシアに近いという点では共通であるものの、前者は樺太への交流の窓口(ロシア交流という点では小樽に近い雰囲気をも持つ)、後者は北方領土問題を抱える国境の町という大きな違いがありまして。特に昭和50年代は冷戦の終盤、今よりも霧が濃かったような気もしますし、そうなると納沙布岬の霧笛もより響くところ。

札幌近辺に居た頃、小学校の国語の授業で俳句を詠むというのがありまして。
特急でさよなら夏の根室駅
…という一句を読んだものの、あっさりうちの母親に「根室駅には特急来ないのよ。。。」と言われたというよい想い出。確かに、これまでの歴史で根室発着の特急が運行されたことはないんですねえ。恐らく、「狩勝」か「ノサップ」か、あるいは釧路発着の「おおぞら」か「まりも」あたりの印象なのだろうと。そもそも「おおぞら」以外はやっぱり急行だし。
#石勝線開業直後のお話。もちろん当時は鉄ヲタではありませんでした

この時期、単語帳を使ってモチーフを書き溜めるということをやっておりまして、似たような作品がしばらく続きます。次の「並木道」やのちの「10月のサイクリング」と並ぶ、当時気に入っていた作品三兄弟。
(作品番号27、1990年)
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