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宇宙船 [随想]

また懐古趣味的な話題になってしまうのですが、CG技術が進んだ一方、SFもののアニメで、子どもでも楽しめ、大人の視聴にも耐えうる…ものは、やはり減ってしまったような気はします。設定がかなり細かい一方、小中学生がこれ観てもわかるのかな?的な。
リメイクものも然り。製作ツールがセル画からデジタルに変わったせいでは無い筈なのに、またいわゆる「エヴァ前/エヴァ後」というものとも異なる筈なのに、メカニック関連のデザインも(良い意味で)クセのあるものはなかなか見かけなくなってしまいました。

ご存知「サンダーバード」が初放映されてから50年が経ち、近年は映画版・そしてフルCG版のTV放映ということで、マーシャンダイズは継続されているにも拘らず、これもまた初代の人形劇版から数回のリメイクの度に、だんだん各マシンのデザインはスタイリッシュになっている反面、魅力は減っているんですよねえ。
2号とかはその最たるもの。初代のエッグシェル形状の艶やかな雰囲気は、映画版(もちろんV6が主題歌を歌ったほう)やフルCG版では完全ぶち壊しで。

ただ、これはアンダーソン作品全般に言われていることなんですかね、(不勉強にてトゥイズルについては語れませんが)スティングレイやサンダーバードの頃の独特な雰囲気はキャプテン・スカーレットでは大人しくなり、謎の円盤UFOもスカイダイバーにその片鱗が残るのみ、スペース1999とかは無骨そのものといったところで。(スターウォーズのメカニックデザインに影響されたんだろうなとか、こういうことをしたかったんだろうな…ということは概ね想像はつきますが)齢をとると、みんな無難なものを目指しちゃうのかもしれないという悪例。

小学生の頃、宇宙防衛軍テラホークスという人形劇が放映されてまして。NHK・東北新社・アンダーソン…という、夢のチームが組まれた最後の作品。
ホワイトハウスやツリーホークなどには「いつもの」ギミックが組み込まれていて、子供心には毎回ワクワクして観ておりましたが、やはり大人しくなってしまったメカデザイン・バンダイとの提携(なので、ゼロイドが宇宙刑事ギャバンと酷似している)・スティングレイの二番煎じ的なナレーション…など、いま見るとちょっと痛々しく、これも人気が伸び悩んだ理由だったのかも…とは思うのです。
#そもそもテラホークス自体が機動戦士ガンダムの初期段階のプロットや、「サンダーホークス」企画からの流用ですし
サンダーバード2086というか科学救助隊テクノボイジャーも含め、名作サンダーバードの子ども作品とか孫作品は、どれも過剰な期待のまま、初代を越えられなかったんですよねえ。個人的には好きですけど。

そんなわけで、Richard Harveyによるテラホークスのテーマ曲(リリーズが歌ったほうでないもの)の、シンセサイザーをバリバリ使った格好いい雰囲気に触発されて作ったのが、この「宇宙船」という曲。名前も安直ですねえ。
でもメインで使っているのは打楽器、しかもティンパニという謎。ここらへんの編曲は、後年の吹奏楽の影響を受けておりますが、その話題はまた後日。
(作品番号13、1987年)
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